ビジネスフォンとスマホを連携(内線化)する方法を解説!メリットや注意点なども紹介

近年はテレワークや外出先での業務が増え、社外でもオフィスと同じように電話対応ができる環境づくりが求められています。その解決策として注目されているのが「ビジネスフォンとスマホの連携(内線化)」です。

この記事では、ビジネスフォンとスマホの連携(内線化)の仕組みや使える機能、導入メリットや注意点などを解説します。ビジネスフォンとスマホを連携させ、業務を効率するのに参考になるため、ぜひご覧ください。

法人向けのIP電話・ビジネスフォン・通信機器のことなら、専門会社の沖縄電子にお任せください。専門会社として
50年以上の運営実績をもとに法人様のあらゆるお悩みに対して、最適なご提案をいたします。

目次

IP電話・ビジネスフォン・通信機器のことなら、専門会社の沖縄電子にお任せください!

沖縄電子には、経験豊富で製品とサービスに精通したスタッフが揃っており、企業の規模やニーズに合わせた最適なビジネスフォンを提案します。

また、PCや防犯カメラの導入支援を通じて培ってきたネットワーク技術と知識も活かし、理想的な環境を構築するためのサポートを提供しています。

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沖縄電子は、今後も沖縄の企業や地域社会に貢献し続けるため、サービスの充実や技術の革新に努めていきます。

地域密着型の企業として、沖縄のビジネスを支える存在でありたいと考えています。ビジネスフォンの導入についてのご相談や見積もりの依頼など、お気軽にお問い合わせください。

ビジネスフォンとスマホの連携(内線化)とは?

従来のビジネスフォンはオフィス内に設置した電話機を通じて、内線や外線、転送などを利用してきました。しかし、スマホを内線化すれば、外出中や出張先でも同じ機能を使うことが可能です。

これは固定電話網ではなく、インターネット回線を利用することで可能になります。インターネットにつながる環境であれば、どこにいてもビジネスフォンの内線機能が利用でき、固定電話への発着信も従来どおり行えます。

ビジネスフォンとスマホを連携(内線化)する仕組み

ビジネスフォンとスマホを連携させる一般的な方法は、主装置にスマホ内線化用アダプタを取り付け、専用アプリを導入する方法です。これにより、インターネット網を経由した発着信が可能になり、外出中のスマホ間で内線通話ができます。

NTTの「モバイル内線アダプタMB500」や日立の「スマートフォン内線サービス」などが代表例で、接続可能な機種はメーカーごとに異なります。そのため、利用中の主装置に対応した専用アダプタを選ぶことが重要です。

もう1つの方法は、主装置やルーターに直接内線化の設定をする方式です。こちらも専用アプリを利用します。サクサの「MLiner」では、PLATIAⅡやPLATIAⅢといった同社製品に限定されます。いずれの場合もメーカーごとの互換性に制限があるため、導入前に必ず業者へ確認することが重要です。

ビジネスフォンとスマホを連携(内線化)すると使える機能

ビジネスフォンとスマホを連携(内線化)すると使える機能として以下が挙げられます。

  • スマホをビジネスフォンとして使用
  • リモートコールパック
  • 電話帳の共有
  • 不応答着信時のスマホへの転送
  • ネットワーク連動カメラ

ここでは、それぞれの機能を詳しく解説します。

スマホをビジネスフォンとして使用

スマホを内線端末として利用できるようになると、オフィスにいなくても内線・外線・転送といった機能を活用できます。これにより、出張や営業先でも社内と同じ感覚で電話対応が可能になり、業務効率が大幅に向上します。

特に少人数で運営する企業にとっては、限られた人員で円滑にコミュニケーションを取るための有効な仕組みです。

リモートコールパック

リモートコールパックを使えば、外出先からでも会社の代表番号を利用して相手に発信できます。個人のスマホ番号を伝える必要がなく、企業としての一貫性を保った電話対応が可能です。

また、通常のスマホ利用と併用できるため利便性も高く、外線転送にも対応しています。オフィス不在時でも業務を滞らせず、顧客への信頼を損なわないための心強い機能です。

電話帳の共有

ビジネスフォンとスマホを連携させることで、会社全体の電話帳を共有できます。個々の社員がそれぞれ連絡先を管理する必要がなくなり、常に最新の情報を全員が利用できます。

顧客や取引先の番号をすぐに確認できるため、情報共有の効率化に直結し、ミスや連絡漏れの防止にも効果的です。組織的な電話対応を可能にする点で特に有用な機能といえます。

不応答着信時のスマホへの転送

不在時に着信があった場合、その情報をスマホへ通知してくれるのが不応答転送機能です。顧客からの大事な連絡を逃さず確認でき、すぐに折り返し電話が可能になります。

外出が多い業種や小規模オフィスでは、電話の取りこぼしは信頼低下につながるため、この機能は大きな安心材料です。結果として顧客満足度を高め、信頼関係の維持にも役立ちます。

ネットワーク連動カメラ

ネットワーク連動カメラを導入すれば、防犯や無人受付の機能をビジネスフォンと組み合わせて利用できます。センサーと連動して不審者を検知すれば自動録画でき、セキュリティ強化につながります。

また、受付にカメラを設置することで来訪者を映像で確認しながら応対でき、無人受付としての利用も可能です。人員を減らしつつ安全性と利便性を確保できる点が大きな魅力です。

ビジネスフォンとスマホを連携(内線化)するメリット

ビジネスフォンとスマホを連携(内線化)すると、以下のようなメリットがあります。

  • 業務効率が向上する
  • 働き方の幅が広がる
  • 通話の質が安定しやすくなる

ここでは、各メリットを詳しく解説します。

業務効率が向上する

スマホを内線化すると、外出先の担当者に直接内線転送できるため、折り返し電話の手間が減り対応スピードが向上します。また、スマホアプリを使えばリモートで留守番電話や転送設定も可能となり、わざわざオフィスに戻る必要がありません。

営業中やテレワーク中でもオフィスにいるように業務を進められるため、限られた人員でも効率的に電話対応を行えます。

働き方の幅が広がる

スマホをビジネスフォンと連携させることで、場所にとらわれない柔軟な働き方が実現します。社外から会社の代表番号で発信したり、オフィスにかかってきた電話をスマホで受けたりすることも可能です。そのため、顧客にとっても違和感のない対応ができます。

さらに不在時の着信通知や留守電確認もスマホで行えるため、機会損失を防ぎ、迅速な対応につながります。テレワークや外勤が多い企業には特に大きなメリットです。

通話の質が安定しやすくなる

一般的なインターネット通話は環境によって音質が不安定になりがちです。しかし、ビジネスフォンとスマホの内線化では携帯電話網(4G/LTEなど)を利用するため、固定電話に近い品質になりやすい傾向があります。

ノイズや音声途切れの心配が少なく、商談や顧客対応でもストレスなく利用可能です。安定した音声品質は、ビジネスにおける信頼性を高め、スムーズなコミュニケーションを支える重要なポイントといえます。

ビジネスフォンとスマホを連携(内線化)する際の注意点

スマホの内線化は便利な一方で、いくつか注意点があります。まず、外出先でWi-Fiが使えない場合はモバイル通信が必要となり、従業員のデータ容量を消費するため通信費用がかさむ恐れがあります。そのため、会社で費用負担のルールを設けたり、モバイルWi-Fiを支給したりするなどの対策が必要です。

また、クラウドPBXなどを利用する場合、通話品質はインターネット環境に依存します。そのため、不安定になる可能性もあります。さらに、インターネット経由の通話には情報漏れのリスクが避けられません。このことから、セキュリティ対策の事業者を選び、従業員教育も徹底が必要です。

ビジネスフォンとスマホの連携(内線化)に関するよくある質問

ここでは、ビジネスフォンとスマホの連携(内線化)に関するよくある質問を紹介します。

スマホを内線化する費用相場は?

スマホの内線化には大きく「専用アダプタ」「FMC」「クラウドPBX」の3方式があり、それぞれ費用が異なります。専用アダプタは初期費用が6〜33万円、月額3〜10万円と規模に応じて変動します。FMCは初期費用は高めですが、コストを安く抑えられる点が強みです。

一方、クラウドPBXは初期費用10万円ほどで、月額も1アカウント1,000円からと低コストで利用可能です。ただし利用人数が増えるほどランニングコストは上がるため、長期利用や規模に応じた選択が求められます。

スマホを内線化するアプリはある?

スマホをビジネスフォン化する専用アプリも登場しています。なかでも、MOT/Phone(モットフォン)は、評価の高いアプリです。15年以上の開発実績があり、安定した通話品質から官公庁でも導入されています。

他社ではアプリ利用に追加課金が発生するケースもありますが、MOT/Phoneは追加費用不要で利用可能です。また、日本人の利用シーンに合わせて設計されているため、ビジネスフォンに慣れている人でも直感的に操作しやすいのが特徴です。品質・コスト・使いやすさの3点で優れたサービスといえます。

まとめ

ビジネスフォンとスマホを連携(内線化)することで、外出先や自宅でもオフィスと同じように内線や転送、代表番号での発信が可能です。業務効率化や働き方の柔軟性向上に大きな効果がある一方で、通信環境やセキュリティ対策といった注意点も押さえておく必要があります。

導入方式や費用相場、利用できるアプリを比較検討し、自社の規模や目的に合った方法を選ぶことがポイントです。ぜひ本記事を参考に導入してみてください。

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沖縄電子は、下記3つの強みを軸にお客様に商品を提供しております。

  • 専門会社として50年以上の運営実績
  • ISMS取得で情報セキュリティも万全
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沖縄電子は、今後も沖縄の企業や地域社会に貢献し続けるため、サービスの充実や技術の革新に努めていきます。

地域密着型の企業として、沖縄のビジネスを支える存在でありたいと考えています。ビジネスフォンの導入についてのご相談や見積もりの依頼など、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

HPをご覧いただきありがとうございます。株式会社沖縄電子、広報チームです。1972年の創業以来、技術革新の最前線に立ち、お客様のニーズに応える製品とサービスを提供してまいりました。そしてこの度、ビジネスフォンの分野でお客様のコミュニケーションをさらに革新するサービスを開始いたしました。沖縄電子の長年培ってきた技術力と信頼性を基盤に、ビジネスフォンの導入を通してお客様の成功をサポートしてまいります。

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