オフィス業務に欠かせないビジネスフォンが突然繋がらなくなると、取引先との連絡や社内のやり取りに大きな支障をきたします。原因は電話機の故障や配線不具合といった身近なものから、主装置やネット回線、さらには停電などさまざまです。
この記事では、ビジネスフォンが繋がらない理由と確認すべきポイント、修理にかかる費用相場、対処法までわかりやすく解説します。ビジネスフォンが繋がらない場合の対処法が身につきますので、ぜひ最後までご覧ください。
IP電話・ビジネスフォン・通信機器のことなら、専門会社の沖縄電子にお任せください!

沖縄電子には、経験豊富で製品とサービスに精通したスタッフが揃っており、企業の規模やニーズに合わせた最適なビジネスフォンを提案します。
また、PCや防犯カメラの導入支援を通じて培ってきたネットワーク技術と知識も活かし、理想的な環境を構築するためのサポートを提供しています。
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沖縄電子は、今後も沖縄の企業や地域社会に貢献し続けるため、サービスの充実や技術の革新に努めていきます。
地域密着型の企業として、沖縄のビジネスを支える存在でありたいと考えています。ビジネスフォンの導入についてのご相談や見積もりの依頼など、お気軽にお問い合わせください。
ビジネスフォンが繋がらない6つの原因

ここでは、ビジネスフォンが繋がらない代表的な6つの原因を取り上げ、それぞれの特徴と確認すべきポイントを解説します。
- 電話機自体の故障
 - 主装置(PBX)の故障
 - ケーブル配線の不具合
 - ネット回線の不具合
 - ベンダー側のトラブル
 - 停電などの外的要因
 
それぞれの原因を詳しく解説します。
電話機自体の故障
繋がらないのが一部の電話機だけであれば、その端末自体の故障を疑うべきです。ビジネスフォンの耐用年数はおおよそ6年、家庭用電話機は5年前後とされています。内部にホコリや汚れが蓄積し、電流の流れを妨げることも珍しくありません。
まずは主装置から伸びるケーブルの接続状態を確認し、問題なければ差し直しや別のケーブルへの交換を試みます。それでも改善しない場合は、他の正常な電話機と入れ替えて動作を比較することで故障箇所を切り分けられます。結果的にその電話機だけが動作しない場合は、本体交換が必要です。
主装置(PBX)の故障
電話機に問題がなければ、次に疑うべきはビジネスフォンの中枢である主装置(PBX)です。単純なケースでは電源が落ちているだけの場合もあります。ブレーカーや電源コードの状態、コンセントからの電力供給を1つずつ確認してみてください。
正常に電気が供給されているのに動作しない場合は、主装置内部の不具合が考えられます。電源のオンオフを繰り返しても改善が見られなければ、専門の業者や代理店に点検を依頼するのが賢明です。
ケーブル配線の不具合

配線のトラブルは意外と多く、ショートや断線といった不具合が原因で通話できなくなることがあります。重い家具や機器で配線が圧迫されていたり、湿気や清掃時の水分で劣化したりするケースも少なくありません。
ケーブルの耐用年数はおおむね10年といわれますが、熱や物理的負荷によって早期に劣化する場合もあります。まずは設置環境を確認し、配線に物が乗っていないか、水分が付着していないかを点検してみてください。
ネット回線の不具合
近年はクラウドPBXやIP電話を利用する企業が増えており、ネット回線の不具合が原因でビジネスフォンが繋がらないケースもあります。通信速度が低下していないかを確認し、セキュリティソフトの設定やファームウェアの更新状況も確認しましょう。
アクセスが集中する時間帯に通信速度が落ちる場合もあるため、利用状況の見直しも大切です。クラウドPBXを導入している場合は、LANケーブルの接続状態やルーターの設定不良が原因のケースも少なくありません。まずは物理的な接続を確認してみてください。
ベンダー側のトラブル
クラウドPBXを利用している場合、運用や保守はベンダー側で管理されています。そのため、自社内に異常が見当たらないときは、ベンダーのシステムにトラブルがある可能性があります。
サーバー障害やメンテナンスが原因で利用できないこともあるため、まずはベンダーに問い合わせ、公式情報やサポート対応を確認することが有効です。自社で解決できる問題ではないため、状況把握と復旧の目安を把握することに注力してみてください。
停電などの外的要因
最後に考えられるのが停電や落雷といった外的要因です。電源供給が止まれば、当然ながら電話機は動作できません。短時間で復旧する場合もあれば、地域全体の停電などで数日間使用できないケースもあります。
このようなリスクに備えるには、UPS(無停電電源装置)を導入して一時的に電力を確保するのが有効です。数時間程度であれば業務を継続できるため、災害時や緊急時の被害を最小限に抑えられます。
ビジネスフォンが繋がらない時に確認するべきポイント

ビジネスフォンが突然繋がらなくなった場合、やみくもに修理を依頼する前に、いくつかのポイントを確認することが大切です。問題を切り分けることで、故障の原因を正確に把握でき、余計なコストや復旧までの時間を減らせます。ここでは、確認すべきポイントを解説します。
繋がらない電話機の数
まずチェックすべきは、利用できない電話機の台数です。1台のみ繋がらないのか、それとも複数台同時に不通なのかで、想定される原因は大きく変わります。1台だけなら端末自体の故障や接続不良が疑われ、ディスプレイや受話器の状態を重点的に調べる必要があります。
一方で複数の電話機が使えない場合は、共通で利用している配線・ハブ・ローゼットや主装置に不具合がある可能性が高いです。このように、台数を確認することで問題の範囲を切り分けやすくなり、復旧への第一歩を踏み出せます。
内線や外線は使用できるか
次に確認すべきは、内線と外線がどちらも使えるかどうかです。内線だけが繋がらない場合は、主装置内部の内線ユニットの不具合が考えられます。逆に外線のみが使えない場合は、外線ユニットや外部回線の障害が原因の可能性が濃厚です。
また、複数台で同じ症状が出ている場合は、回線やユニットといった共通機器に原因があると判断しやすくなります。内線・外線ごとの動作状況を丁寧に確認することは、トラブルを迅速に解決するために欠かせない手順です。
画面はどのように表示されているか
ビジネスフォンのディスプレイ表示も、故障の有無を判断する大きなヒントになります。通常どおり文字が鮮明に表示されていれば機能に問題はない可能性が高いです。しかし、表示が薄い・文字が欠けるといった異常がある場合は液晶の劣化や故障が考えられます。
また、エラーメッセージが表示されることもあります。その場合は取扱説明書やメーカーのサポート情報を確認することで原因の特定が可能です。普段と表示状態が異なるときは、見落とさずにチェックすることが大切です。
いつから繋がらないのか
故障が発生した時期を把握することも重要な確認ポイントです。突然発生したのか、それとも徐々に不調が出ていたのかで原因の絞り込みが変わってきます。たとえば、社内のレイアウト変更や工事直後に不具合が出始めたのであれば、配線や機器の接続に問題があった可能性があります。
一方、特定の日付以降ずっと繋がらない場合は、外部のトラブルや回線障害が原因となっているケースもあります。発生時期を明確にしておくことで、修理業者へ正確に状況を伝えられ、復旧までの時間短縮が可能です。
繋がらないビジネスフォンを修理にかかる費用相場

ビジネスフォンが故障した際の修理費用は、症状や部位によって大きく異なります。主装置や電話端末そのものが故障した場合、修理費用は18,000〜35,000円程度が相場です。その内訳は修理代3,000〜20,000円、派遣料15,000円前後となります。
電話機の軽微な不具合(液晶表示の不良や電源が入らないなど)であれば3,000〜5,000円程度で済むこともあります。しかし、主装置内部のパーツ交換やデータ不具合が原因の場合は10,000〜20,000円前後と高額になりやすい点に注意が必要です。
さらに、ケーブルが断線・劣化した場合は交換費用として10,000〜20,000円、加えて派遣費が発生します。そのため、合計で35,000円以上になるケースも少なくありません。修理依頼時は、作業費と派遣料の両方を予算に含めておくことが重要です。
ビジネスフォンが繋がらない時の対処法

ビジネスフォンが急につながらなくなった場合でも、慌てずに1つずつ確認と対処を進めることが重要です。ここでは、ビジネスフォンが繋がらない場合の対処法をいくつか紹介します。
主装置を再起動する
主装置や周辺機器に不具合が生じている場合は、一度電源を落として再起動するだけで改善することがあります。ケーブルを抜き差ししてから5分程度待ち、再度電源を入れてみてください。起動に時間がかかることもあるため、すぐに判断せず、数分置いて正常動作するか確認することがポイントです。
ケーブルやハブの状態を確認する
電話機と主装置をつなぐケーブルやハブに緩みや断線があれば、ビジネスフォンは正常に動作しません。まずは接続がしっかりされているか確認し、劣化している場合は新しいケーブルに交換しましょう。ノイズや断線に強い製品を利用すれば、トラブル防止にもつながります。
機器を入れ替える
特定の電話機だけがつながらない場合は、その端末自体が故障している恐れがあります。同じメーカーでもシリーズや型番が異なると互換性に問題が出ることもあるため、正規対応機種を選んで交換するのが安全です。業務への影響を最小限に抑えるためにも、早めの入れ替えを検討しましょう。
業者に問い合わせる
自分でできる対処を試しても改善しない場合は、業者や通信事業者のサポートへ連絡しましょう。問い合わせの際には「不具合がいつから発生しているか」「試した対応方法」「受話器を上げたときの状態」などを伝えると診断がスムーズです。状況を詳細に説明することで、的確なサポートを受けられます。
まとめ

この記事では、ビジネスフォンが繋がらない理由と確認すべきポイント、修理にかかる費用相場や対処法などを解説しました。
ビジネスフォンが繋がらない理由は電話機や主装置の不具合、配線の断線やネット回線の障害、さらには停電などさまざまです。まずは台数や表示の状態などを確認し、基本的なチェックが復旧への近道となります。
軽微な故障であれば再起動やケーブル交換で改善することもありますが、解決しない場合は速やかに専門業者へ依頼することが重要です。原因を切り分け、適切に対応することで、業務への影響を最小限に抑えられます。
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地域密着型の企業として、沖縄のビジネスを支える存在でありたいと考えています。ビジネスフォンの導入についてのご相談や見積もりの依頼など、お気軽にお問い合わせください。

